世の中、自分の子供に勉強させたい親はたくさんいる。
しかし、なかなか思い通りに勉強してくれない子供が多いのも事実。
今日はその対策の一つとして「親である自分が勉強する姿を見せること」が有効であるというお話をしたい。
■勉強しない理由
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そもそも子供が勉強しない理由について考えてみよう
学習塾等のサイトから、勉強しない理由をまとめてみた。
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- 勉強が楽しくないから
- 勉強するメリットが分からないから
- 周囲から「勉強しろ」と言われるのが嫌だから
- 勉強に適した環境・習慣がないから
他にも集中できないからとか、苦手意識があるからといった理由も挙げられていたが上記とは並列関係ではなかったので除外した。
集中できないのは勉強を楽しいと思っていなかったり、勉強に適した環境や習慣がなかったりすることが原因で発生している可能性が高い。
また、上記4つの理由を改善した先に勉強が得意になれば自動的に苦手意識はなくなるからだ。
「自分が勉強する姿を見せる」ことは「勉強に適した環境・習慣がないから」という原因を解消する手段になっている。
■勉強に適した環境・習慣
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そもそも勉強に適していない環境・習慣には
- 自宅に勉強スペースがない
- 部屋のテレビが一日中つけっぱなし
- 兄、姉が勉強しない
などがあるようだ。詳しく見ていくと、
・自宅に勉強スペースがない
→勉強をするとしてもリビングで行うことになり、家族が会話をしたりTVがついたりしていて集中できない。
・部屋のテレビが一日中つけっぱなし
→見る予定のなかった番組も見てしまう。勉強しようとしても集中力をそがれる。自室があっても自室に行く前の段階で邪魔をされる。
・兄、姉が勉強しない
→人間は環境の生き物。周囲の人間をマネしていくから兄、姉が勉強しないなら自然と勉強しなくなる。
といったところだ。
■親である自分が勉強する姿を見せることで環境を改善できる。
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ここで親が勉強する姿を見せると、これら問題は解消する可能性が高い。
・自宅に勉強スペースがない
→リビングで勉強をするとしても自分が勉強しているので話しかけて邪魔することもないし、むしろ親の勉強を邪魔しないように自発的にテレビやゲームを控える効果が期待できる。
・部屋のテレビが一日中つけっぱなし
→自分が勉強をしていればテレビはそもそもついていない。
・兄、姉が勉強しない
→代わりに自分が勉強して、勉強する家庭という環境を作り上げる。
一流の進学校はいわばこれの大規模版なのだ。
周りの学生がみな勉強をしているから、自然と自分も勉強するようになる。
周りと同じ行動をしているほうが心地いいからだ。
小さい進学校の環境を家庭でととのえることができたら、本当の進学校に入学する可能性も高くなるはずだ。
■どんな勉強をするか
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親である自分が勉強をすることによって、ある程度子供によい影響を与えられそうであることが確認できたが、実際どういった勉強をすればよいか。
今現在仕事に必要な資格や、将来仕事に役立ちそうな分野があればそれを勉強するのが良いだろう。
もしそういった分野が見つからなければ生活に役立ちそうなモノに取り掛かるといいかもしれない。
心理カウンセラー、食生活アドバイザー、インテリアコーディネーターなど、生活に役立ちそうな資格はたくさんある。
いっそのこと、司法試験の勉強をしてもいいと思う。子どもが成人して独立するまで20年、あるいはそれ以上あるわけだから、最難関試験でもたちうちできる余地はある。
日本で生活していく上で自分の身を守る最強の盾になるだろうし、定年退職後は法律事務所をかまえることもできる。
子供に勉強する姿を見せるのが目的なのであれば、自分自身が楽しんで取り組めるものを選ぶのがいい。
■4つの理由のうちの一つを潰せたに過ぎない
ここまで、親である自分が勉強する姿を見せることによって子供の学習環境を改善させるというお話をしてきたが、冒頭でもお伝えした通り、環境要因は4つの理由のうちの一つだ。
勉強する楽しさや勉強するメリットを知ることも同じくらい重要な要素ではあると思う。
環境を整えることと同時に、こういった楽しさやメリットを伝えていくことも考えるとより良いだろう。
■今日の話はあくまで予想。しかしロジックは通っている。
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偉そうに話してきたが、実績があるわけではないのでご了承いただきたい。
もし自分に子供ができたら試してみたいと思う。
とはいえ、ある程度ロジックは通っているので成功する確率もそれなりにありそうだ。
もし共感していただけたらぜひ試してみてほしい。
■まとめ:勉強が得意=幸せではない
最後に、勉強の習慣がつき、得意になったからと言って幸せになれるわけではない。
私のように高学歴で低収入に陥るパターンも珍しくない。
コミュニケーション能力や、お勉強以外での思考力など、本当に人生で大切ことを考え続けるといいうことの方が、子供に教えるべきことなのかもしれない。
以上。
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