社会で暮らしていると、自分とは違う人がたくさんいてイライラすることがたくさんある。
合理的に考えればそんなことするはずないのに、やっている人がいる。
もし今日ご紹介する中で「確かにその方が世界が幸せになれそうだ」と思っていただけるものがあったらぜひ実践してほしい。
■エレベーターで閉まるボタンを押す
エレベーターで、他にも乗っている人がいる中自分だけが下りる場面がある。
そんなとき、早くドアを閉めてあげようという優しさから、降りながら「閉まる」ボタンを押す人がたまにいる。
体はフロアにでたけど腕はエレベーターのボタンを押しているような体勢だ。
が、これをやられるとむしろ迷惑なのだ。
最近のエレベーターは感度の良いセンサーがついているので、腕だけとはいえ人が通過しているときには閉まらないようになっている。
閉まるボタンを押さなければ
ドアが閉まる
で終わるものを
閉まるボタンを押す→ドアが閉まり始める→センサーが反応する→閉まりかけてたドアが開く→ドアが閉まる
と、余計な工程が入るぶん、閉まるボタンを押していない時より閉まるのに時間がかかる。
もしついついやってしまうという人は、今後おやめいただきたい。
■駅のホームで二列に並ぶ
都内の駅のホームではたいてい、ドアの少し横に整列する位置がマークされている。
都内の駅はどこも混むので1列や2列で並ばれるとホームの反対側まで列が伸びてしまい、うまく並ぶことができない。また、ホームをそのように分断してしまうと通路として使えなくなくなってしまう。
そのため、整列する位置は3列とか4列になっていることが多いのだが、実態は2列で並んでいる人がほとんどだ。
少し考えれば2列で並ぶことが迷惑になることが分かりそうなものだが、みんな考えていないのだろう。
とはいえ乗客だけを責めることはできない。
3列や4列になると真ん中の列の人は人の間に挟まれるのからあまりいい気持ちがしない。これを避けるために、3,4列目を作らずに1,2列目の後ろに並んでしまっていると思うのだ。
つまり駅の対応が不十分なのである。
ホームが非常に狭い駅では朝の通勤ラッシュ時、4列にお並びくださいとしきりにアナウンスをしている。その甲斐あって、乗客はみな4列に並んでいた。(新ホームになる前の銀座線渋谷駅がそうだった。)
このように、3列4列での整列を想定しているのであれば、3列4列での整列をお願いすればいいのだ。
結果それがきちんと整列できて、通路の邪魔にもならなくなり、顧客満足度が高くなる。
■電車の乗降時、通路にはみ出て待つ
これは本当にやめてほしい。
電車が来ていざ乗降が始まるというとき、なぜかドアの横に並んでいる人が、出入りする通路を少し狭くしてくるアレだ。出入り口の幅の分だけ開ければ2人同時に降りられるのに、両脇の二人が少し通路にはみ出ているために1人ずつしか降りられず、降りるのが遅くなっている。
結果、自分たちが乗るのも遅くなっている。
そして自分がまだ降りきっていないのに乗り始めようとしてくる輩も多いこと。
私はこれをされると本当にイライラして仕方がないのだ。
たぶん少しでも早く乗りたいという気持ちを抑えきれずに身を乗り出してきているのだと思うが、自分の感情を抑えきれないとは、まるで餌にとびつくサルではないか。
立派な人間なのだから、もう少し合理的に考えて行動してほしいものだ。
■現金で支払いをする
PayPayやLINE Payなどが流行りだしてもうすぐ3年が経つというのに未だに現金をジャラジャラさせて会計をしている人が腐るほどいる。
現金会計が周囲にかける迷惑は
- 会計に時間がかかって後続の待ち時間が増える
- レジの人は出された現金を計算しなければならない
- 現金が足りなかった時、会計をキャンセルしなければならない。
の3点。現金会計は周りに迷惑をかけているということを自覚してほしい。
そもそも、現金会計はデメリットだらけだ。
- 自分自身も会計に時間がかかる
- 小銭を落とすリスクが高い。(スマホやクレジットカードは大きいので落としにくい)
- ポイントがつかない
- 現金を財布に補充しなければいけない。
- 現金が足りなかった時、会計をキャンセルしなければならない。
- 財布を忘れるリスクが高い(スマホは頻繁に見るので、忘れにくい)
もう現金会計は手数料を10%くらいとってもいいと思う。
■現金決済しかできないお店
これは自己中の極み。
店舗はスマホ決済やクレジットカード決済をするとき、決済手数料として代金の1~5%程度を支払わなければならない。
PayPayならPayPay株式会社に、クレジットカードならVISAやJCBに、といった具合だ。
当然その分店の利益は減るわけだから店の売上という観点では現金決済のほうが嬉しい。
しかし、これだけキャッシュレス決済が普及している中で現金決済しか対応していないのはもはや不便以外の何物でもない。
時代に逆行している。
新聞社がデジタル版を出さずに紙の新聞だけ発行しているようなものだ。
とっとと潰れてしまえと思う。
■優先席に座らない人
混雑している電車内で優先席が開いているのに座らない人がたまにいる。
座ってくれと思う。
その一人が座ってくれればその分立つスペースも広くなるのだから。
■急に方向を変えて歩く人
周囲を確認しないで急に方向転換してくる人がいるが、危ないのでやめてほしい。
店から外に出るときに、通行人がいないか確認せずに出てくる人も同様だ。
■カフェ・喫茶店に子連れで来る人
カフェや喫茶店は子連れで来る場所ではないと思っている。
大人が落ち着いた空間を味わうための場所である。
子供が騒いでいるのをほったらかして注意しないママ友グループがいるが、
良い雰囲気を壊しているという認識をもってほしい。周囲に迷惑をかけているのだ。
こういうと「子連れで行って何が悪い。こっちはちゃんとお金を払ってるんだ」と反論してくる人がいそうだが、日本の社会ではお金を払えば何をしてもいいというわけではない。
例えば電車で意味の分からないことを喚き散らしている人に遭遇したことはあるだろうか。彼らに対して「迷惑だ」「どっか行け」と思ったことはないのだろうか。私はある。
そして私にとっては電車で喚く人もカフェで喚く子供も同じなのだ。
お金を払ってもマナーは守るべき。
そこに子供も大人もないではないか。
ちなみに、ファミレスやフードコートのように乳幼児用のイスが用意してあったり、キッズ用のフードメニューがあったりと、店側がお子様歓迎の場合もある。
もしカフェ・喫茶店などでもそのようなお子様歓迎の店であるなら、その場合には私の言い分は少々筋違いと言えよう。
そして最も重要なのは、子供はカフェなんかに連れてこられても一ミリも面白くないということだ。
子供にとってカフェは大人だけがしゃべって楽しんでいる空間で、つまらないから店内を駆け回ったり大声で叫んだりする。
自分たちの子供に退屈な思いをさせているということに気づいてほしい。
■外でタバコを吸う人
都内では飲食店での喫煙もほぼできなくなったのでかなり快適になりつつあるが、まだ副流煙を吸う可能性のあるエリアはある。
その代表例が駅前の喫煙スペースだ。
正直私にはあれが何の意味があるのか分からない。
ただ喫煙者を一区画に集めただけで、天井は開いたまま。煙は周囲にダダ洩れだ。
やるなら喫煙室としてきっちり密閉して、フィルター装置をつけるくらいやってほしい。
もしくは高層ビルの屋上など、周りの人が煙を吸う可能性のない場所にするかだ。
■太っている人
太っている人は周りに迷惑をかけている。
・電車で占有しているスペースが多い。シートに座ると隣のシートに体がはみ出て隣のシートに座れない。
・医療費を圧迫している。肥満は普通の人より生活習慣病リスクが高い。
■まとめ
以上、日常生活で今すぐにやめるべきことを10個ご紹介した。
みんなが辞めてくれれば日本はだいぶイライラの少ない社会になるんじゃないかと思うが、なかなかそうはならないもの。
現時点で大勢の他人の行動を変えるのは無理だから、私自身はひとまずそういう人たちのいないところに行くことにした。
このブログがもっと多くの人に読まれるようになったら、この記事をアップデートしてもう一度お届けしたい。
以上。
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