1人暮らしをしていると食事がめんどくさい、と思うことがある。
外食ばかりだとお金がかかるし、栄養面が偏ってしまう(主に野菜が不足)。
かといって自炊するのは面倒。
そう思っていろいろ試行錯誤をした結果、
- 面倒くさくない
- 調理~片付けまでが早い
- 栄養も十分
- おいしい
- 安い
にできる自炊方法にたどり着いたのでシェアしたい。
■献立を1つにする
自炊の天敵と言えば献立。
今日食べたいものが何か考え、必要な食材の買い出しに行く。
食材を腐らせないようにアリものをできるだけ使うことも考えなければいけない。
これを毎日やらなければいけないのは面倒くさすぎる。
だったら辞めればいいのだ!
その方法が献立を1つにしてしまうこと。
そうすると今日食べたいものが何か考える必要もないし、食材を腐らせないように工夫する必要もない。
決まった食材を買ってきて、決まったメニューを作るだけ。
ではどんな料理を作るか。
必要な要素としては
- 調理時間が短い(凝ってない)
- バランスよく栄養が摂れる
- おいしい
の3つ。
これらを兼ね備えているのは野菜炒めだと思っている。
- 炒めるだけなので短い調理時間
- 野菜も肉もバランスよく摂れる
は当然クリア。あとは自分の舌を満足させられる味を出せるかどうか。
結果的には味の問題もクリアできたのでそれも含めて順に説明しよう。
■仕込みをしておき、調理するときは炒めるだけ。
餃子の王将に行ったことはあるだろうか。
何を隠そう、私がこの結論に至ったきっかけも王将だ。
厨房を見てみると、すでに切ってある野菜や肉が大量にあって、オーダーが入ったらそれを炒めて提供するだけ。
- メニューは限られており、レシピもすでにある。つまり考えなくていい。
- 野菜たっぷり、肉もある。栄養バランスGood。(メニューによる)
- 食材はすべてカットされているので、調理が楽。
- おいしい
と、私の理想的な食事だった。
あとはコストだけの問題だったので、「じゃあ自分でもこの環境を整えてしまえばいいじゃないか」と思ったわけだ。
- 野菜、肉はあらかじめカットして、冷蔵庫に保存しておく。
- 食事の時間になったら取り出して、フライパンに投入して、炒めるだけ。
実際にやってみると、料理がめちゃくちゃ楽ちんであることに気づかされる。
カットに関して、野菜はまだマシだが肉を切るのは手が脂まみれになるし切りにくいしでめんどくさい。
これが3日分くらいまとめて処理してあると驚くほど楽なのである。
王将と同じように食材の仕込みをしておいて、オーダーが入ったら(お腹が空いたら)フライパンにぶち込むだけ。
■安い
私が普段作っている野菜炒めの値段はこちら。
ニラ | 33円 |
ほうれん草 | 33円 |
もやし | 15円 |
鶏もも肉100g | 100円 |
卵 | 23円 |
米 | 100円 |
ガス代 | 3円 |
合計 | 307円 |
これで307円。
円安・物価高の今、この低コストっぷりは神がかっている。
外食で300円に収めようと思っても今じゃ牛丼も食えない。コンビニのカップラーメンがギリギリだ。(日清のカップヌードルBIGもセブンイレブンだとほぼ300円。)
■味付塩コショウがうまい
安い、早いのは分かったが、結局おいしくなければ続かない。
おいしいと感じるかどうかは人それぞれだから保証はできないが、「味付塩コショウ」でめちゃくちゃ旨くなる。
はっきり言って王将の野菜炒めよりおいしいと思っている。
味付塩コショウはその名のとおり塩コショウに味をつけたもので、味の源泉は化学調味料(アミノ酸等)だったり昆布や鰹などだったりする(各メーカー・商品によって異なる)
有名メーカーだとエスビー食品やハウス食品などから出ているし、王将からも「王将マジックパウダー」という商品名で販売されている。
これさえあれば一発で味は決まる。
ノータイムで振りかければOK。
味の問題もクリア
■フライパンは洗わない
食べ終わった後の洗い物が大嫌いな人も多いだろう。
私もその一人。
その中でも一番億劫なのがフライパン。
でかいし、コゲをとるのが大変だし、脂ぎっているし、乾かすのに場所をとる。
だったら洗わなければいいのだ。
毎回毎回同じメニューを作るのだがから前に作った料理に味が侵されることもないし、そもそも最近のコーティングされたフライパンだと全くこびりつかない。
カレーやあんかけなどのこびりつく系ではできないが、野菜炒めだとほとんどフライパンには何も残らないので結構きれいなのである。
お皿と箸だけは洗わざるを得ないが、この2種類だけだとあまり負担には感じない。
ちなみに米はパックご飯を使っている。
炊飯器で米を炊くとなると炊飯器を洗う手間が増えるからだ。炊飯器は洗いたくない洗い物ベスト3にははいるめんどくささだろう。
パックご飯にすると当然お茶碗を洗わなくて済むので便利だし、ごはんを炊き忘れていた!なんてこともなくなる。
野菜炒めを作っている間にレンチンすればOKなのだ。
■食材の保存期間
ここまで順調そうに見えるが、食材の保存期間について懸念している人もいるのではないだろうか。
特に肉は腐りやすいので「大丈夫か?」と。
これは消費ペースにもよるだろうが、チルド室に入れていれば3日くらいは持つ感覚だ。
ちなみにチルド室は冷蔵室の最下段に引き出しになっていることが多いと思うが、ここだと0~1℃なのでより長持ちする。
カットした野菜もラップをかけていれば5日くらいはもつ。
私はそれらに加えて真空保存できる容器を購入した。
これらがどれだけの効果を発揮してくれるのかはまだ不明なのであまりよさをお伝え出来ないが、今後また記事にしようと思う。
■まとめ
以上、私が一人暮らしで実践している餃子の王将インスパイア時短レシピだ。
もちろん毎日すべて同じメニューだと飽きてしまうので、適宜外食を挟んでいる。
そして、ここまで極端にやらずとも、献立数をそれぞれの家庭にあった数に広げてローテーションさせれば「献立を考える苦痛」はなくなるだろう。
人生はバランス。
やりすぎは禁物だ。
時間的、経済的コストを抑えて栄養を摂ろう。
以上。
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