最近サウナブームが来ているらしい。
オリエンタルラジオの藤森慎吾やビジネス系YouTuberのマコなり社長、えびすじゃっぷのメンバーなど、インフルエンサーと呼ばれる人たちもサウナの良さを発信している。
そんなに言うほどいいのか半信半疑だったので確かめてみた。
今までほとんど行ったことがなかった私がサウナに4回行ってみた感想をお伝えしたい。
■正しい入り方
![](https://recovery10y.com/wp-content/uploads/2022/09/huum-xn_MghoT9HE-unsplash-1024x683.jpg)
まずサウナには正しい入り方があるらしい。
今まで興味本位で入ったことはあるが、間違った入り方だったためにその良さを実感できていなかっただけかもしれない。
正しい入り方は
- サウナに5~12分入る。
- 水風呂に1~2分入る。
- 外気浴を5~12分する。
このサイクルを2~4回繰り返すのが正しいお作法らしい。それぞれの時間については諸説あり。
サウナに入る前に体を洗ったり、サウナ室前のビート板(名前が分からない。あのスポンジみたいなやつ)を座面に敷いたり、水風呂に入る前に汗を流したりと、細かいルールはある。
しかし、いわゆる“ととのう”ために必要なのは上記のサイクルだ。
■サウナの種類
![](https://recovery10y.com/wp-content/uploads/2022/09/woman-g61d65439c_1280-1024x683.jpg)
サウナと一口に言ってもいろんな種類があるらしい。
だが大きく分けると2つ。
ドライサウナとウェットサウナ。
ドライサウナは室温が80~110度で誰もがイメージするサウナ。
ウェットサウナは室温が50~70度でドライサウナより湿度が高い。
インフルエンサーはドライサウナによく入っている印象。
日本にあるサウナもドライサウナの方が多いかも。
サウナストーンに水をかけて蒸気を発生させ、サウナ室の温度湿度ともに上昇させるスタイル(ロウリュ)もある。
■実際に入ってみた。
実際に入ってみたサウナ施設は以下の3つ。
・ドシー 恵比寿
![](https://do-c.jp/og.jpg)
・Smart Stay SHIZUKU 上野駅前
![](https://recovery10y.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/54bdf0dd449f2ab5a8630ecb26802bd1.jpg)
・庭の湯
・ドシー 恵比寿
![](https://recovery10y.com/wp-content/uploads/2022/09/dosi-1024x768.jpg)
こちらはサウナとカプセルホテルが合体した施設。
サウナのみ利用の場合は最初の1時間は1,000円で、以降1時間ごとに500円加算される。
サウナ室の温度は100度ほど。セルフロウリュあり。
3つの中では一番温度が高く、2~3分で耳が熱くて痛くなる。
これを防止するためにサウナ専用の帽子(サウナハット)があるらしい。
タオルで耳を覆うことでも対処可能。
またここは水風呂がなく、水が流れる専用のブースで水風呂的なものを体験する。
水温は15℃, 20℃, 25℃, 30℃, 常温の5種類から選べる。
![](https://recovery10y.com/wp-content/uploads/2022/09/dosii-1024x768.jpg)
初心者の私は20℃でもかなり冷たく感じて、1分も浴びていられなかった。
水風呂に対して衛生的に抵抗のある人にはいいかも。
都内だと外気浴はできず、室内のイスに座ることになることが多いのだが、ここは一応ビルのベランダ的なところに出られる。
一応お作法通りの入り方をしたのだが、この時点でまだ“ととのう”ことはできなかった。
内装はおしゃれと言えばおしゃれ、簡素といえば簡素。
シャワースペースやサウナ室前の床が非常にヌメっており、一回転んだ。非常に危険。
・Smart Stay SHIZUKU 上野駅前
![](https://recovery10y.com/wp-content/uploads/2022/09/SHIZUKU風呂.jpg)
こちらもカプセルホテルと合体した施設で、大浴場の中にサウナと水風呂がある。
サウナのみ利用というプランはないが、ショートステイで
1時間 | 800円 |
3時間 | 1,600円 |
6時間 | 2,600円 |
となっている。館内のラウンジも利用可能。
サウナ室の温度は90度ほど。セルフロウリュなし。
3つの中では中間の温度で、おそらく最もベーシックなスタイル。6分は余裕、8分入っても我慢できる。12分はかなり我慢すれば入れるだろうが体調を考えて早めに出た方がいいなと思うくらい。
水風呂は20~25℃くらい(体感)で、サウナ2回目の私でも1分入れるくらい。
同時に入れるのは2人、頑張れば3人といった広さ。
2回行ったのだが、2回ともかなり混雑していてサウナ室はぎゅうぎゅう。
あまりに混雑していたので少し空くまで浴槽に入って待った。
![](https://recovery10y.com/wp-content/uploads/2022/09/smartstaySHIZUKU.jpg)
外気浴は風呂場のイス(=ととのいイス)に座るスタイル。外には出られない。
私はなかったが、このととのいイスに座れず待っていた利用客もいた。
ととのいイスに座っているときに1分くらい頭がぼーっとして気持ちよくなった瞬間があった。酒を飲んでほろ酔い状態ぐらいの感覚に近いかも。
正解かどうかは分からないが、これがいわゆる“ととのう”ということなのかもしれない。
ただ、この状態になれたのはこの1分だけ。それ以外の時と何が違ったのかイマイチ分からない。まだ再現性が低い。
内装は普通だがキレイ。掃除も行き届いている印象。
料金の安さと施設のキレイさからか、非常に混んでいるので特に今の時期は気を付けた方がいいかもしれない。
一応入館時に検温はされる。
・庭の湯
![](https://recovery10y.com/wp-content/uploads/2022/09/floormap_sauna_006.jpg)
こちらはリラクゼーション施設というか、温浴施設というか、そういう感じのところ。
サウナのほかに、温泉、岩盤浴、マッサージ、お食事処、仮眠室がある。
入館料は1,500円~2,470円とサウナだけが目的だとやや高め。
平日 | 土日祝 | 特定日 | |
一般 | 2,070円 | 2,370円 | 2,470円 |
ナイトスパ | 1,500円 | 1,500円 | 1,600円 |
ナイトスパは18時以降。特定日はGW、お盆、年末年始
サウナは80℃くらいでドライサウナの中では低めの設定。セルフロウリュもなし。
この時はもうサウナも4回目で、80℃くらいでは物足りなさを感じていた。
水風呂も25~30℃くらいある印象(体感)で、同じく物足りなさを感じる。
また、サウナ室が屋外にあり、水風呂が屋内にある関係でサウナから水風呂に入るまでの時間がそれなりにかかってしまう点も“ととのい”的な観点からは微妙な気がした。
リラクゼーション施設ということもあり、広く浅く多くの人に体験してもらえるようにしているのだろう。
20代のカップルから70代くらいのおじいちゃんまで利用しているような施設だ。
サウナ初心者なら遊びついでに入ってみるととっつきやすいかもしれない。
こちらでもお作法通りに入ってみたが、“ととのう”体感は得られなかった。
■少なくとも悪いものではなさそう。
以上、3つのサウナ施設に入ってみた感想だが、悪くはない。
特にSmart Stay SHIZUKUで得た感覚は気持ちよく、これが毎回得られるのであれば行ってみたい。
また、“ととのう”体感が得られなくても疲れが和らぐ感覚はする。
サウナに入ると血流が亢進し、酸素の摂取量が増え、肉体疲労が回復するらしい。
もしまだサウナに言ったことがないのであれば一度お試しで行ってみるといいだろう。
以上。
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