メルカリで買ったドラム式洗濯機の購入レビュー(大丈夫?)

家電・ガジェット

先日ドラム式洗濯乾燥機の購入を検討して、検討の過程や注意点などを記事にした。

前回の記事で書いた通り、家電量販店やネット通販ではなくメルカリで購入した。

私が実際に購入した洗濯機。SHARPのES-H10F-WR

かなり大型で高価な商品なのにメルカリで買っても大丈夫なの?と不安に思っている方もいると思うので、実際に買った場合どんな感じなのか、感想を書いてみる。

メルカリに限らず、Amazon、ヤフオク、価格ドットコム等、ネットでの購入を検討している方の参考にもなると思う。

■設置は簡単

ネットで購入すると配送料だけでなく、設置費や搬出費などが大手家電量販店より少し割高な金額で設定されている印象だ。

販売店名設置費(参考)
ビックカメラ1,100円
ヤマダ電機0円
ヨドバシカメラ1,100円
apex19,900円
FRONTiSHOP13,800円
アサヒデンキ9,980円
XPRICE2,980円
各社の設置費用目安。下4社はネットの販売店
※階段での搬入出、クレーン作業が必要な場合は別途追加費用が発生する。

ちなみに配送、搬入、設置の違いはざっと下記の通り。

配送軒先渡し。玄関、あるいは建物の1Fまでの運搬。
搬入洗濯機置き場までの運搬。
設置給水ホース、排水ホース、アースの接続を行ってくれる。

こうしてみるとネット専門の電機店は設置費が高額だ。しかし、大手家電量販店は設置費が本体価格に含まれているくらい本体が高額なのに、更に設置費用を請求してきているともいえる。

そうなると自分で設置して設置費用を浮かせられないかと考えるのが普通だが、これが想像以上に簡単にできる。

以下に設置の手順を書いていくので参考にしてもらいたい。

・水平の確認

まずは搬入された状態がこちら。

洗濯パンに乗っているのであればほぼほぼ水平になっているはず。水準器を四隅に置いてみると天板が傾いているせいか場所によって違う方向にナナメっているものの、ほぼ水平であることが分かる。

傾いている場合は、洗濯機の足をくるくるネジのように回して高さを微調整できる。

洗濯機の上に水準器を置いた様子。気泡が少しだけ中心からずれている。

・排水ホースの接続

排水ホースと排水エルボ(床に刺さっているL字型のパイプ)を接続する。

搬入直後の状態。排水エルボがなかったり、位置が違っていたり、形状が違っていたりするのでそれぞれで必要な対応は異なる。

ホースを差し込むだけで簡単には抜けないくらいにはまる。排水エルボについている結束バンドで固定するとさらにいいのだが、排水ホースのツメの形状が合わなかったのでやらなかった。

ホースといっても蛇口から勢いよく水を流すわけではないので、排水くらいだったら差し込むだけで何の問題もない。

・給水ホースの接続

洗濯機側の給水ホースを接続する。

こちらはネジを回すだけで終了。一瞬。小学生でもできる。

つづいて蛇口側の接続。

給水ホース先端の部品を手前に押し込んでホースの先端を露出させる。蛇口に差し込んで、給水ホースのツメが蛇口に引っかかればOK

ツメが蛇口に引っかかればOK

・アースの接続

アースの蓋をあけて、ネジをプラスドライバーで緩める。

ネジの下に小さいプレートがあるので、そのプレートの下にアースの金属線部分を挿しこむ。

その状態でネジを締めるとプレートが金属線を挟み込んで固定される。蓋を閉めて終了

■使い心地

標準コースで勝手に全部やってくれる。スタートボタンを押すと最初に機械がドラムをちょっと揺らして洗濯物の量を計測してくれて、適切な洗剤の量を教えてくれる。計測にかかる時間も5秒くらいなのでめんどくさくない。

あとは洗剤を入れて出来上がりを待つだけ。

洗いあがった洗濯物はホカホカで、きれいに洗濯できている感もある。

ドラム式は縦型に比べて洗浄力が弱いと言われているが、そんな感じは全くない。

ファミリーで小さい子供がいると食べ物をこぼしたり、泥だらけになって帰ってきたりで汚れ物が多いだろうから、その場合だと違いがでてくるのかもしれない。

■日々のお手入れ

・乾燥フィルター

乾燥フィルターの掃除は超簡単。さながら昔の製紙法のようにホコリがシート状にたまるのでこれを手で取り除くだけ。

掃除せずに放置していると汚れがたまってやりたくなくなるので、小まめに掃除した方がいい。その方がキレイなうちにお手入れができて面倒じゃなくなるし、掃除する時間も短くて済む。

・糸くずフィルター

排水の際に糸くずや髪の毛などをキャッチするためのフィルター。こちらも1回の洗濯ではほとんど汚れないので、ゴミがたまらないうちにやるといい。

・ゴムパッキン

これだけめんどくさい。窓と洗濯槽の間にあるゴムパッキンにホコリがたまるのだ。

1回洗濯しただけでもこれだけのホコリが取れるので、サボっているといつかホコリまみれの服を着ることになる。

Panasonicの一部機種(NA-LX129、NA-LX127など)にはここを自動で掃除してくれる機能があるが、SHARP製の洗濯機にはついていない。

Panasonicの窓パッキング洗い機能。窓パッキンにたまるホコリ、洗剤汚れを自動で洗ってくれる。
Panasonicホームページより引用

■故障時の保証

購入場所がネットだと故障したときの保証が不安だという人も結構いると思う。

しかし、購入場所が店舗だろうがネットだろうが、メーカーの1年保証は必ずついてくる。

SHARPならSHARPの、PanasonicならPanasonicのサポートセンターが対応してくれる。

したがって故障した場合の保証についてはネットでも不安になることはない。

もし保証期間が1年だけだと不安だというなら、大手量販店同様ネットの販売店も独自に長期保証(5年保証や10年保証など)をつけているので、それをつければよい。

ただし、中古商品を購入する場合は注意が必要だ。

メーカー保証が1年ということは中古の場合、保証期間が終了している可能性が高い。

販売店の長期保証がついていなければ納品された初日から「中古品」かつ「故障時の保証なし」という状態なので結構リスクがある。

■まとめ

以上、メルカリで購入したドラム式洗濯機を購入して使ってみた感想と、ネット購入時の注意点だ。

ドラム式洗濯機はいろんな人がいうとおりQOLが上がるいい商品なので、一人暮らしでも購入して損はない。

ぜひ検討してみてはいかがだろうか。

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