今回は私の実体験から、高学歴なのに低収入に転落してしまう原因を紹介したい。
現在低収入に悩んでいる方でも、これを改善することで高収入への道が開けると思うので参考にしていただきい。
■高学歴が低収入に陥る最大の原因は「答えを探してしまうこと」
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この原因をネットで検索すると
「高すぎる夢を追いかけたから」とか、「景気が悪かったから」とか、イマイチ芯をついていない回答も紹介されいる。
芯をついていない理由は、これらが根本の原因ではないからだ。
高すぎる夢を追いかけて夢を実現した人もいるし、景気が悪い中お金持ちになっている人もいる。
低収入に陥ってしまったのには他に理由があるのは明らかだ。
私は自らの実体験から高学歴ならではの根本の原因にたどり着いた。
それが「答えを探してしまうこと」だ。
■社会に出たら答えはない
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大学生までと社会人で最も大きく違うところは、唯一の正解がないことだ。
これに気づけず転落してしまう高学歴は多い。
高学歴の人は今までずっと答えを覚えること、正解を導き出すことを練習してきた。
それをよしとするのが現在の日本の学校教育だからだ。
しかし、社会では決まった正解はない。
他人にとっては正解でも自分にとっては不正解なこともあるし、先月までは正解でも今月から不正解になることもある。
就職活動を例にとれば、
自分にとっての唯一の正解となる企業がない。
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もし正解を導き出すのであれば世界中の会社、すべてのパラメーター(給料や業種、勤務地など)を網羅的に検討しなければいけないが、数が膨大すぎて不可能。
パラメーターも刻一刻と変化する。
就職活動のルートに正解がない。
必要最低限のステップのほかに、インターンやOB訪問、リクルーター面談などが付加されることもある。
これらは加点要素になりえるが、減点要素にもなり、どちらがいいのか一概には言えない。
ESや面接で伝える内容などは自分にしか作れないのでそもそも用意された正解はない。
自分の中でも正解は一つとは限らない。
就職が正解かもわからない。
自分で起業する道もあるし、漫画家やミュージシャン・小説家などの芸術分野にいってもいい。
就職がそもそも正解かどうか分からない。
といったかたちだ。
おバカな高学歴は、正解がないのに自分にあった唯一の正解を探そうとしてしまうのだ。
■自分で考えて行動するしかない
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就職活動を例に出したが、社会に出ればすべてが答えのない世界だ。
人とのコミュニケーションしかり、売上を向上させる方法しかり、部署のマネジメントをする方法しかり。
そもそも用意された正解はなく、自分で調べて考えた上で結論を出すしかない。
その結論でうまくいくかどうかは不明だが、行動して、行動した後になんとなく正解のような(あるいは不正解のような)ものが見えてくるに過ぎない。
また、その正解のようなもの(あるいは不正解のようなもの)もその時点ではそう見えるだけ。
さらにそこから時間が経過すれば逆転する可能性だってあるし、逆転させることができるのが人生だ。
用意された答えを探すのではなく、自分で考えて行動した先にしか幸せはない。
■思考する際のポイント
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今後どのような行動をしていくのか決められるのは自分自身でしかないが、決断するにあたっての思考プロセスにはポイントがある。それは「物事の本質を出発点にすること」だ。
思考のポイント:物事の本質を出発点にすること
例えばカフェの経営を始めようと思ったとする。
お金儲けのためのカフェの経営だ。
ここで正解を探そうとする人はどこかで聞きかじった小難しい手段やテクニックに溺れてしまう。
例えば
「セブンイレブンはすでに市場調査を十分したうえで出店していると聞いたことがある。だからセブンイレブンの近くに出店しよう。」
とか、
「マクドナルドは回転率を上げるために少し居心地の悪い空間を作っているらしい。じゃあうちでもちょっと椅子を小さくして座りにくくしよう。」
とかだ。
どちらもどこかの企業ではうまくいった戦略かもしれないが、今から出店しようとするカフェにも当てはまるとは限らない。
というか基本当てはまらない。
これら戦略を考えた人は、自社が抱えている課題を解決するための手段として考えたわけであって、他の会社にも通用する万能戦略を考えたわけではないからだ。
考えるべきは
- 新しいカフェを認知してもらうにはどうすればいいだろうか。
- どういうドリンクやフードなら売れるだろうか。
- リピートしてもらうにはどういった手段が考えられるだろうか。
- アルバイト人員や決済方法などのオペレーション体制はどうすれば効率よく運営できるだろうか。
という根本のところだ。
こういった出発点の先に、自分で思考した結果、「セブンイレブンの近くへの出店」や「小さい椅子の設置」などが出てくるのである。
■情報は思考のサポーター
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ハイレベルなステージになれば自分の思考だけではうまくいかないことが増えてくるだろう。
そうならないために情報を思考のサポーターとして入れていくとより思考が洗練される。
先の例でいえば他社の戦略がまさにそれだ。
今までの知識と経験から生まれる思考だけでは上記のような戦略は生まれてこないかもしれない。
しかし、先人が本やブログ、YouTubeなど様々なメディアで発信してくれた情報を摂取すれば、一馬力では到達しえなかった思考ができるようになる。
情報は間違いなく思考の有能なサポーターになってくれる。
だが、あくまでサポーター。
サポーターにボールを蹴らせてはいけない。
■まとめ
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人間、答えのないものを考えるのは非常に苦手だ。
また、正解かどうか分からない道を歩くのも苦手だ。
だからこそ成功者は少なく、凡人はあふれる。
高学歴なら思考力は絶対にあるはず。
腐らず思考して行動していけば、必ず道は開ける。
以上。
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